ベネチアから再度ミラノへ

ベネチアでもう1泊したいところでしたが、ミラノへ帰る必要がある。

朝食をホテルで食べ、ゆっくりしてから11時にチェックアウト。

ミラノ行きの電車は15時20分だったので、荷物をホテルで預かってもらって周りをまた散策。

今日はちょっと慣れていたので、位置は大体わかったので迷うことも無くブラブラと。

途中の広場にレストランがあったのでピザをオーダーしたが、食べきれなかったので残りをテイクアウトにしてもらいました。

広場のレストラン

と、ここからが結構大変な事になってしまいました。

一旦ホテルに戻り、荷物を持ってボート乗り場に行ったのが14時30分で、5分ぐらいしてボートが来たので余裕で駅につくと思っていました。

しかし、ボートはのろく、人の乗り降りは多く、時計を見たらまだいくつかの乗り場を残して、出発まであと20分しかない。

ボートが次に止まった所で、船員さんにボートタクシーはどこ？と聞いたら、乗り場の隣がタクシー乗り場。

ココは降りるべきだととっさに判断して公共ボートを降りました。

値段も聞かずにボートタクシーに乗って、駅まで向かってもらいました。

ここで残された時間は、あと15分ぐらい。

時間がないので急いでとお願いしたが、あいにく法律でスピードの上限が決まっているらしい。

どれぐらいで着くかと聞いたら、約10分ぐらいとの返事。はたして、間に合うのか…

ラテン系だし、多分いい加減な予想だろうなと思いながら、天にもすがる思い。

結局予想通り5分前について、そのまま息を切らしながら走って電車に乗り込みました。

ホッとしたのもつかの間、電車は直ぐに発車。

もし、とっさの判断でボートタクシーに乗らなかったらと思うと…確実に間に合わなかった。

しかし、タクシーに乗り込んでから値段を聞いたら、フィフティーンじゃなくてフィフティ。

ミラノまでの一等車の値段が50ユーロで、ちょっとした距離のボートタクシーも50ユーロ。

これ、どういうこと？

いくら観光地だとはいえ、ちょっとぼったくり過ぎじゃないの？

でも、自分の場合ショルダーバッグ一つだけだったのでまだ良かったが、もし重いスーツケースをかかえていたら完全にアウト！

しかもベネチアの道は全て石畳、しかも細くくねくねとした路地、そして小さな階段が沢山、みなさん荷物を運ぶのに苦労していました。

お金に余裕のある人はボートをチャーターしていましたが、もしそうでない人でベネチアにお出かけの際は、電車の時間の少なくとも2時間ぐらい前にはホテルを出たほうがいいかもしれません。