シンガポールのホテルに到着&タクシーの話
チェックインには随分早かったが、重い荷物を持ったままでは何も出来ないので、取り敢えずホテルに行くことに…
早朝だしタクシー乗り場には誰も並んでおらず、すんなりタクシーに乗り込んだ。
久しぶりのシンガポールだが、周りの風景は何となく覚えていたので、途中トンネルをくぐったところで何となく違和感が…
タクシードライバーに聞いたら、このトンネルは新しく出来たということでした。
トンネルが出来たでいか、ホテルまではあっという間に着きました。
タクシー料金も20ドルしない金額だったので、思ったより安いな~と。
途中ドライバーさんと色々話しましたが、ココ数年でシンガポールにも「Uber」とか「Grab」とかのアプリ配車サービスが進出し、大きく売上を伸ばしているそうです。
タクシーの台数が明らかに増えているのに、タクシー料金は自分がいた時とほとんど変わっていませんでした。
生活が厳しい~と唸っていました…
シンガポールのタクシー運転手は、1日いくらでタクシーをリースするんです。
会社に雇われている従業員ではなく、あくまでも契約社員なんです。
シンガポールのタクシー会社は、このドライバーへのレンタル収入で利益を上げているんです。
レンタル料金は、確か1日120シンガポールドルぐらいだったと思う。
その金額を稼げないと、ドライバーさんは赤字になるんです。
通常、一人が丸一日分のレンタル料金を支払って24時間レンタルするのではなく、一日を半分ずつ二人で共有してレンタルするのが普通です。
要するに、昼勤と夜勤で交代しながらタクシードライバーとして働くんです。
二人のうちどちらかが性格的にルーズだと、交代の時に車内が散らかって大変だと、以前ドライバーさんに聞いたことがあります。
昼勤と夜勤で交代するため、夕方の5~6時ぐらいはシフトチェンジの時間になり、その時間帯はタクシーが捕まえにくいことが多いです。
タクシー乗り場で待っていても、シフトチェンジというランプが付いて乗れないことも多いです。
但し、タクシードライバーが次のドライバーさんに車を渡す場所が、自分の行き先と近い場合は乗せてくれます。
ですから、シフトチェンジのランプの他に、行き先を書いた紙を見せているドライバーさんも多いです。
その場合、順番を飛び越えて乗れたりします。
自分がシンガポールにいた頃、この時間帯に行列のタクシー乗り場に並ぶのを避けるために、いつも携帯からタクシー会社に配車の電話やメールをしていました。
3~4ドルぐらい手数料を上乗せされますが、いつ来るかわからないタクシーを待っているよりも手っ取り早いので重宝していました。
こういうお客さんを、今は「Uber」などが既存のタクシーから奪っているのでしょう。
但し「Uber」の場合、支払いは現金ではなく全てネット上でのクレジット払いということでした。
ですから、シンガポールの場合、カードも現金払いも利用できる「Grab」という配車サービスのほうが人気があるみたいでした。
因みに、「Uber」や「Grab」はタクシー乗り場には止まれないように法律で決まっているそうです。
タクシー乗り場以外の場所を指定してその場所に来てもらい、金額も自分が納得する金額を提示しているタクシーを選べるので、料金も均一化されているわけではないそうです。
このような話を、ホテルまで行く間にタクシードライバーさんが話してくれました。
ちょっと楽しく話ができたので、チップも上乗せして渡しました。
シンガポールでは、タクシーは凄く重宝します。
日本にいる時には、ほとんどタクシーなど利用しません。
シンガポールではタクシー代はリーズナブルなので、歩き疲れたり時間に遅れそうな場合はタクシーが非常に便利!
ホテルは、トンネルをくぐって高速を降りて直ぐの場所で、空港からは非常にアクセスがいい場所でした。
ホテルに到着して荷物を預けてもらえないか聞いたら、快く引き受けてもらえました。
さらに、何も聞かなかったのですが、上の階にジムがあるのでそこでシャワーも利用できますと嬉しい対応が…
この「Mホテル(名前がラブホテルみたいですが…)」、意外といいホテルかも…
1階のロビーに、大きな牛の銅像がありました。
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