カサブランカ空港から浜辺へ直行してプチ観光&モロッコのホテルの星の数は全く当てにならない
このツアーバスには、ルーマニア人のガイドさんとモロッコ人のガイドさんが同乗していました。
ツアーに参加する前、ルーマニア人のガイドはルーマニア語で話をするはずなので、多分何を言っているか全く理解できないな~と考えていましたが、道中はほとんどこのモロッコ人のガイドが英語で喋っているため非常に助かりました。
モロッコ人のガイドさんの後に、ルーマニア人のガイドがルーマニア語で補足するというパターンでした。
モロッコ人のガイドさんの話は、何故かモロッコの男女の話や生活の話が多く、もう少し都市や歴史の話などもして欲しかった…
ガイドさんによると、モロッコで白いドレスを着ている女性は旦那さんが死んだ人だという事で、喪が明けるまで40日間は白い服を着る必要があるそうです。
他のモロッコの国では黒いドレスを着るとのことですが、なぜモロッコでは幸せの象徴である白を着るのか?
ガイドさんによると、これまでの頭痛の種がなくなって女性がハッピーになるからと、本当かどうかわからない答えを言っていました。
モロッコの結婚式(結納金の方が高かったりします)では、かなりお金を使う(イスラム圏では結婚式に何日もかけることが多い)から、モロッコの結婚式は頭痛の種だという話もしていました。
特に、地方では村をあげての結婚式になったりするそうです。
皆でベリーダンスを踊ったりして大騒ぎするそうですが、宗教上全くアルコールは用意されず、ミルクやミントティーで大盛り上がりになるのですからちょっと不思議です。
空港を出て街中を通った後、「ハッサン2世モスク」の方から「El Hank 灯台」の方へコルニッシュ通りを走り、「フォーシーズンズホテル カサブランカ」を過ぎて、バーガーキングの手前辺りでバスが停まり、一旦休憩をします。
この辺りには、レストラン・バー・カフェ・ナイトクラブなどが立ち並び、高級リゾートホテルも多く、散策するにはオススメのとおりです。
もう少し先に行き、KFCなどがある「Océan Atlantique通り」沿いの浜辺は、「アイン ディアブ ビーチ」という名前の有名なビーチがあります。
ここで、暫く写真を撮ったりのんびりした後、ホテルへ向かいます。
カサブランカのホテルは「Kenzi Basma Hotel」という4星ホテルでした。
タクシーの運転手に行き先を言った際には、ホテル名だけでわかったので一応有名なホテルのようです。
ですが、外観といい内装といい、どうやらモロッコのホテルの格付けは他とは違うような気がします。
どう見ても、他の国では良くて3星ホテル相当のホテルで、ロビーは狭いし部屋も狭くて、しかも建物もかなり古い。
働いている人が少ないせいか、昨日の夜1人で働いていた若い女性が、朝も1人で忙しそうに働いていました。
朝食もごく普通ですが、だんだん混んでくると、プレート、ナイフ・フォーク類、コーヒーカップ、グラス、コーヒー類、ジュース類、全て無くなってしまいます。
皆んな出てくるのを今か今かと待っていますが、なかなか出て来ず諦めて帰る人もいるほどです。
とにかく働いている人が少なすぎる。
最悪ではありませんが、名ばかりの4星ホテルなのは間違いないです。
ここには1泊するだけなので、気にしないことにしました。
ですが、後で聞いたところ、帰る前の日にも1泊するらしい…
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