ホテルからオペラ座周辺へ徒歩で観光、まずはマドレーヌ寺院へ
パリもロンドン同様、1日しか観光できないため、効率よく観光することを優先しました。
という事で、ホテルに近いオペラ座周辺を徒歩で巡ることにしました。
せっかく「ナヴィゴ(navigo)」を買ったのに、もったいないような気もしましたが、電車を使うとかえって時間がかかったりするので、歩きまわるほうが効率的かなと…
ホテル最寄りの地下鉄駅直ぐそばに「サントトリニテ教会」がありました。
サントトリニテ(Sainte-Trinite)とは、聖三位一体を意味する言葉で、1867年に竣工したキリスト教ローマ・カトリックの教会です。
確かに写真を撮ったのですが、何故かピンぼけで使い物にならず…
最初はオペラ座から始めようと思いましたが、オペラ座には何度も行って写真も撮っているので、今回はパスしました。
まず、マドレーヌ寺院を目指します。
途中「オスマンサンラザール駅」の前に、お洒落なビルが出現。
Printempsと書いてあったので調べたら、「プランタン」と読みます。
そう言えば、銀座にもプランタンがありました。
こちらは、オ・プランタン本店でした。
マドレーヌ広場前の並木通りは、非常に綺麗でした。
ここまで、徒歩13~14分ほどでした。
マドレーヌ寺院は、想像していた建物とは全く違いました。
荘厳な建物で、まるでローマのパルテノン神殿みたいな建物です。
マドレーヌ寺院は、聖女マドレーヌ(Madeleine「マグダラのマリア」)を守護聖人とするカトリック教会です。
外観は、古代ギリシアの建築様式である「コリント式」の高さ30mの柱が52本並ぶ、古代ギリシア・古代ローマの神殿を模したネオ・クラシック様式になっています。
キリスト教の教会としては、やはりかなり異例なデザインだそうです。
なぜこのようなデザインになったのかと言うと、
まず、ルイ15世により、聖女マドレーヌに捧げる教会として1764年に建設が始まりますが、フランス革命の勃発により基礎工事半ばの状態で中断。
1805年、ナポレオン1世により、フランス軍の名誉を讃える栄光の神殿とすることを決定し、建築家ピエール・ヴィーニョンによる古代神殿風のデザインで設計、1806年に工事を再開。
ナポレオンの失脚後、ルイ18世によってカトリック教会に用途が戻され、1842年に完成。
要するに、ナポレオンは、教会とは全く異なる「フランス軍の栄光のシンボル」を建てる事を考えていたのです。
ですから、このようにパルテノン神殿のようなデザインの教会になったのです。
マドレーヌ寺院は、現在一部改修工中みたいです。
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