ロンドンの人気観光地「くまのパディントン像」「ロンドン塔」「タワー・ブリッジ」
今度は、「ラドブローク グローブ駅」から「パディントン駅」へ向かいます。
目的は「くまのパディントンの銅像」を見るためです。
最初、地下鉄から地上に出たら運河のそば…なぜ?
こちらには、「パディントン・ベイスン」と呼ばれる運河の港があり、ボートが係留しており、運河の向かい側には大きくて奇抜なデザインの「Brunel Building」というビジネスセンターがあります。
どう考えても出る場所を間違えたので、一旦もう一度中にはいり、今度は「ナショナル・レール (National Rail) 」の「パディントン駅」を目指します。
以前、くまのパディントン像は、駅構内のショッピングフロアにあったそうですが、ナショナル・レールの1番線プラットホームに移動しています。
案内板を見ながら、ナショナル・レールのパディントン駅を目指しますが、地下鉄からは少し離れておりしかもわかりにくい。
また、ナショナル・レールのプラットフォームは、切符がないと入れないと思ったのですが、調べたら1番ホームは切符がなくても入れました。
さあ、パディントン探しを始めます。
階段からプラットホームに降りたら、右手に見える大きな時計を目指します。
「くまのパディントン」は、時計の下にいました。
何かふてぶてしさを感じます。
パディントンが、フーテンの寅さんにも見えてきました…
パディントンの首には、あの有名なタグも付いています
「Please look after this BEAR THANK YOU.」
意味は「このクマの面倒を、よろしくお願いします」
パディントン像のそばには、パディントンの絵が書かれたベンチもあります。
片側に座って写真を撮れば、インスタ映えしそうです。
ベンチの後ろには、案内板がありました。
「くまのパディントンがパディントン駅に初めて到着したのは、1958年です。
彼の大きな挑戦である映画の「パディントン」のシーンは、2013年の秋にパディントン駅のこの場所で撮影されました。」
と書いてあります。
シャレていますね。
こちらは、「グレート ウエスタン鉄道戦争記念碑(Great Western Railway War Memorial)」
第一次世界大戦中に死亡した、グレート ・ ウエスタン鉄道の従業員のための記念碑になります。
「パディントン駅」から「タワーヒル駅」へ向かいます。
サークル線を半周ぐらいした場所にあるので、地下鉄で約25分ぐらいかかります。
地下鉄の出口を出たら、「ロンドン塔」が見えました。
「ロンドン塔」は、女王陛下の宮殿であり要塞でもある建物です。
1078年、ウィリアム征服王がロンドンを外敵から守るために、頑固な要塞の建設を命じ、城壁の周囲の濠の建設を始めたリチャード1世を経て、最終的にヘンリー3世が完成させています。
国王が居住する宮殿としては、1625年まで使われていたそうです。
また、牢獄としても使われていたこともあるため、悲劇的な運命をたどったアン・ブーリンなどの幽霊が出るという噂でも有名な宮殿です。
カラスの駆除を考えていたチャールズ2世が、「カラスが城砦を去ると、王国もロンドン塔も滅びる」という占い師の言葉により、駆除を思いとどまったという「カラスの伝説」も有名で、ロンドン塔では現在でも6羽と予備1羽のカラスが「レイヴン・マスター」と呼ばれる専任の国王衛士によって飼育されています。
公園の方ではなく、トリニティスクエアの方から降りていったら、大きくて立派なビルが見えました。
フォーシーズンズホテルでした。
元の建物は、1922年に当時のイギリス首相ロイド・ジョージの提唱により、ロンドン港湾局の旧本部ビルとして建築された「Ten Trinity Square」だそうです。
通りを渡ってロンドン塔前の広場へ行きます。
広場から見た「ロンドン塔」です。
テムズ川沿いには、沢山の観光客が周りの風景を楽しみ写真を撮っています。
テムズ川に架かる「タワー・ブリッジ」
ロンドン塔の景観への配慮から、コーンウォール産花崗岩とポートランド石で覆われており、都市建築家であるホーレス・ジョーンズの設計で1894年に完成しました。
橋の長さは244mで、左右にあるゴシック様式の主塔の高さは65m、第一級指定建築物に指定されている跳開橋です。
まるでお城のように見える外観から、ロンドン観光の定番スポットになっています。
テムズ川沿いから反対側を見ると、ユニークなビル「30セント・メリー・アクス(愛称:ガーキン)」が見えたました。
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