ロンドン一の観光名所、ネルソン記念柱・トラファルガー広場・ナショナルギャラリー

ナショナルギャラリー
イギリス編

ホワイトホールから真っ直ぐ、トラファルガー広場の前に建っている「ネルソン記念柱」

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ネルソン記念柱1

ネルソン記念柱2

 

ホレーショ・ネルソン提督の業績を記念するために、1840年から1843年にかけて建造された記念柱です。

高さ46mの大理石の柱に、高さ5.5mのネルソン像が頂上に据えられており、像はウェストミンスター宮殿の方角を向いています。

ネルソン提督は、トラファルガーの海戦でナポレオン率いるフランス艦隊に勝利しながらも、銃弾を受け戦死しています。

フランスの方角も向いており、死んでもフランスに対して目を光らせているという事です。

 

「トラファルガー広場」手前のロータリーにある「チャールズ1世騎馬像」

チャールズ1世騎馬像

 

「トラファルガー広場」にある「ヘンリー・ハヴロック少将の像」

ヘンリー・ハヴロック少将の像

 

1805年のトラファルガーの海戦における勝利を記念して造られた「トラファルガー広場」と、背景にあるのが「ナショナルギャラリー」です。

ナショナルギャラリー1

ナショナルギャラリー2

 

エドワード1世の時代には、この場所は王家の厩舎だったそうです。

この広場周辺は、以前は四方を道路に囲まれていましたが、2000年のミレニアム記念事業によるロンドン改造工事の一環として道路の一つは塞がれ、噴水からナショナルギャラリーまでが大きな広場として繋がり一体化されています。

 

世界最大の美術館の一つ「ナショナルギャラリー」は、13世紀半ばから1900年までの作品2,300点を超える絵画を所蔵しており、無料で見学することが出来ます。

レオナルド・ダ・ヴィンチ、ボッティチェリ、ラファエロ、ゴッホ、モネ、セザンヌ、フェルメールまで、世界中の有名な画家の作品が数多く展示されています。

 

「ナショナルギャラリー」の内部は、以前は撮影禁止でしたが、最近は撮影も可能になっています。

スマートフォンの急速な普及による影響とも言われています。

写真を撮っているのか、単に利用しているだけなのか、判別しにくいということもあるそうです。

スマホをOKしたら、カメラの撮影も禁止にするわけにはいかず、一般客ならOKという方針になったそうです。

 

「ネルソン記念柱」は、4頭のライオンに囲まれて建っています。

ライオン像1

ライオン像2

 

このライオン像の上に登って写真を撮っている人を何人も見かけました。

足元ならまだしも、背中に登って撮っている人もいました。

ライオン像3

 

ライオン像は、思ったよりも大きいので、怪我する可能性も充分あります。

インスタの影響だと思いますが、流石にこれは止めたほうがいいと思う…

因みに日本橋三越本店にあるライオン像は、このライオン像がモデルになっているそうです。

 

「トラファルガー広場」の噴水

トラファルガー広場の噴水

 

こちらは「ナショナルギャラリー」裏手にある「ナショナル・ポートレート・ギャラリー」

ナショナル・ポートレート・ギャラリー

 

トラファルガー広場の道向かいにある「セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会」

セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会

 

「ナショナル・ポートレート・ギャラリーのそばにある「イーディス・キャヴェルの記念碑」

イーディス・キャヴェルの記念碑

 

イーディス・キャヴェルは、第一次世界大戦時に両陣営の兵士の命を差別なく救い、200人以上の連合国軍兵士がドイツ占領下のベルギーから脱出するを助けたため、ドイツ軍に捕らえられ、軍事法廷で反逆罪の有罪判決を受け1915年10月12日に射殺されました。

イングランド国教会は彼女を列聖し、聖人暦の10月12日の聖人としています。

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