世界最大の城の一つと言われるプラハ城への行き方やチケット購入&楽しみ方

チェコ編

プラハ城は、かつてボヘミア国王や神聖ローマ皇帝が住んでいた城で、世界で最も大きな城の一つと言われています。

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プラハ城は、大きなお城というよりも、幾つかの建物が集まっている複合建築物で、小さな町という雰囲気の城です。

プラハ城の歴史が始まったのが9世紀、ボジヴォイ1世によって創建され、現在の形になったのは14世紀ということです。

ロマネスク様式のソヴェスラフ王の宮殿が建てられたのは12世紀、その後14世紀にボヘミア国王カレル1世によって王宮はゴシック様式で再建され、城砦として強化されています。

現在、プラハ城はチェコ共和国の大統領府としても使われています。

 

プラハ城はフラチャヌィの丘にあり、マラーストラナ広場がある場所は城下町として栄えてきました。

プラハ城の最寄りの交通機関は、地下鉄A線のマロストランスカ駅になります。

この地下鉄マロストランスカ駅で降りて、①トラムに乗り換え丘の頂上まで行くか、②この駅から石段を登って丘の上まで行くのが一般的です。

 

その他にも、マラーストラナ広場から行く方法もあります。説明は下記へ

 

コチラがマロストランスカ駅で、出たら左側に出ます。

 

①マロストランスカ駅からトラムを利用する方法

マロストランスカ駅前の大通りの中央に、トラムの島が行きと帰りの2つあります。

プラハ城行きは、道路向こう側に近い2つ目の島になります。

 

しばらく待っていると、22番線の「BILA HORA」行きか「VYPICH」行きのトラムがくるので、そのトラムに乗ります。

トラムの路線図を見ると、23番線も通っているみたいです。

トラムは5~10分間隔で運行しています。

 

トラムの駅で言うと、2つ目なので直ぐ着きます。

下記の停留所案内板で言うと、青色の「Malostranska(マロストランスカ)」で乗り、赤色の「Prazsky Hrad(プラハ城)」停留所で降ります。

行き先は、白色で囲んだ「BILA HORA」行きか「VYPICH」行きのトラムになります。

 

周りには何もないのでわかりにくいですが、たくさん観光客が降りるのでそれで判断できます。

降りたら、進行方向の左側の方へ横断歩道を渡ります。

 

そのまま石畳をずっと歩いていくと、右側に建物がありますが、これは「プラハ城乗馬学校(Prague Castle Riding School)」だそうです。

 

この学校の玄関から少し先には、トイレがあります。

 

トイレは料金がかかります。

左側の機械がお札からコインへの両替機で、右側が支払って専用のコインを受け取る機械です。

料金は20コルナで、20コルナか50コルナしか利用できません。

 

トイレの場所から、学校の中に入ってみました。

 

元に戻って、プラハ城を目指します。

 

門の前には二人の衛兵が立っています。ここから中へ入ります。

 

門を入ると、直ぐ左側でチケットを売っています。

 

入場料金が日本語で書かれていますので、これでコースを選びます。

 

【コースA】

Ⅰ「旧王宮」Ⅲ「聖ヴィート大聖堂」Ⅴ「黄金の小路」Ⅷ「聖イジー教会」

Ⅱ常設展「プラハ城歴史物語」Ⅵ「聖イジー修道院-国立美術館」Ⅶ「火薬塔」Ⅸ「ロジュンベルク宮殿」

[料金] 一般:350コルナ、割引(子供・学生・シニア):175コルナ、家族:700コルナ

【コースB】

Ⅰ「旧王宮」Ⅲ「聖ヴィート大聖堂」Ⅴ「黄金の小路」Ⅷ「聖イジー教会」

[料金] 一般:250コルナ、割引(子供・学生・シニア):125コルナ、家族:500コルナ

【コースC】

Ⅳ「聖ヴィート大聖堂の宝物殿」Ⅵ「Ⅸ王宮美術館」

[料金] 一般:350コルナ、割引(子供・学生・シニア):175コルナ、家族:700コルナ

※それぞれ場所の頭に付けられている「アラビア数字」が、実際の建物の入口に大きく表示されています。

この「アラビア数字」を目印に、見学場所へ入れば迷わないと思います。

また、チケットの有効期間は2日間となります。

ですが、一度見学した場所には入れません。

 

その他に、下記には音声ガイダンスなどの料金が書かれており、少し気になるのがありました。

建物内の撮影許可証:50コルナ

 

写真を撮ることは必須なので、Bコースと写真撮影許可証の計300コルナ支払いました。

 

写真撮影許可証と言うものはなく、レシートのみだったので何故かなと…

個人的な感想ですが、写真撮影許可証を支払う必要は特にないかなと思いました。

と言うのは、建物内に入る際にチケットは必ずチェックされバーコードをスキャンされましたが、撮影許可証真のレシートは一度も調べられませんでした。

※旧王宮内には、写真撮影許可証を支払わないと撮影禁止という案内板が立っていましたが、ここでも何もチェックされませんでした。

但し、たまたまだった調べられなかったかもしれませんので、心配な方は購入した方がいいと思います。

50コルナということは、約250円ほどですから…

 

②マロストランスカ駅から徒歩で行く場合

駅を出て左側へ、大通りに出たら左折して道なりに歩きます。

 

横断歩道があり、前に公園があるのでそのまま進みます。

 

公園内を道なりに歩くと、また同じ大通りに出ます。

大通りに出たら、すぐ左へ入る道があるのでその道に入ります。

 

道路右側にこのようなお店があるので、そのまま進むと途中から石段になります。

 

長い坂道の石段が続きます。下の写真は坂の上の方から撮った写真です。

 

ずっと登っていくと、入り口につきます。

この場所は、トラムで正面入口から入って順番通りに見学した場合の、出口になります。

行きはトラムで来た場合、帰りはこの場所から坂道を下っていけば、マロストランスカ駅に着くということになります。

 

◆マラーストラナ広場から行く方法は、下記になります。

ここから行くとフラッチャニ広場に出て、プラハ城の正面入口から入ります。

③マラーストラナ広場から、ネルドヴァ(Nerudova)通りの坂道を登り、ケ・フラドゥ(Ke Hradu)通りに入り、ぐるっと回り込むように坂道をまた登ると、フラッチャニ広場に出てプラハ城の正面入口があります。

④マラーストラナ広場からトラノフスカー(Thunovska)通りに出て石段を登れば、プラハ城裏手のライスカー庭園に出るので、そこからもう少し先に行くとフラッチャニ広場があり、右手に正面入口があります。

 

◇結論ですが、行きはトラムを利用して行くことをお勧めします。

私の場合、①のマロストランスカ駅からトラムを利用して行きました。

②のマロストランスカ駅からの坂道はかなり長く、登ってくる人達を観察すると、皆さんかなり疲れています。

マロストランスカ駅からの場合、行きはトラムを利用して正面玄関から、帰りはこの坂道を利用して徒歩で下る。このパターンがベストではないかと…

 

もし、カレル橋や聖ミクラーシュ教会の観光を済ました後、マラーストラナ広場の方から行く場合は、③や④の方法を試してもいいと思います。

但し、坂道はそれなりにキツイと思います。

 

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