プラハでもバスツアーでプチ観光したけれど…&マラーストラナ広場
バルセロナ・マドリードやローマでも利用したバスツアー、プラハでも利用することにしました。
何故かと言うと、泊まったホテルがツアーガイドの代理店であったため、売り込みを受けたのです。
これまで何度も利用したので、また利用してみるかな~と思い申し込んでみました。
ところが、これがあまり良くなかった…
と言うのは、バルセロナ・マドリードやローマでは、2階建てのツアーバスで周回していたのですが、プラハのバスは1階しか無い小さなバス。
しかも、補助席に人が乗り込むほど、バスの中は混んでいました。
バスの中から写真など撮れるはずがない。
オーディオガイドもなかったような気がします。
単純に観光スポットまで乗せて行き、そこで降りて次のバスが来るまで観光して、また乗り込んで次で降りて…この繰り返し?
自分の目的に合ってないし、これだと自分でメトロを利用して動き回るのと同じなのでお金の無駄かなと…
プラハの街はそんなに大きくもないし、トラムや地下鉄を利用しなくても、歩き回って観光ができるということにも後で気づきました。
というわけで、プラハ市内の観光バスツアーは、特に必要ないと個人的に感じました。
結果的に、最初の停留所で降りたままバスツアーは利用しませんでした。
ちょっとお金がもったいなかった…
マラーストラナ広場の【三位一体像】
「聖ミクラーシュ教会」前の広場中央にある、ペスト終息を記念した三位一体像
この前でツアーバスを降りました。
プラハの観光スポットは狭い道が多いので、確かに小さなバスじゃないと入っていけませんね…?
他の都市にはある2階建てのバスが走って無いわけだ…前もってチェックしておくべきだった…
コチラには、マラーストラナ広場のトラムの駅があります。
地下鉄A線のマロストランスカ駅からは、徒歩で7~8分ほどです。
ところで、プラハの地下鉄には日本のような改札はありません。
下記のような打刻機があるので、切符を差し込み必ず切符を差し込む必要があります。
打刻すると時間が記入されますが、忘れて車掌さんに見つかると不正乗車とみなされるのでご注意を!
宿泊しているホテルのフロントが、ツアーガイドの代理店も兼ねており、地下鉄の一日券を売っていたので購入しました。
地下鉄だけではなく、トラムやバスなども利用できて、24時間有効で料金は110コルナ(日本円で550円ほど)
これは便利で、最初に利用すると、切符の下の方に時刻が打刻されます。
下の方に逆三角形のデザインが印刷されているので、その方向に機械に差し込みます。
(間違えると罰金の対象になるらしい。)
また、ヨーロッパでのエスカレーターの乗り方は、急がない方は右側に乗り、左側は急いでいる方のために開けておくことが多いです。
これは、東京都は逆で、大阪方式ですね…
プラハだけではなく、スイスやイタリヤでも同じでした。
プラハには看板もあったので、奨励されているのかもしれません。
特に、絶対守らなければならないルールとは思いませんが…
マラーストラナの【聖ミクラーシュ教会】
英語読みだと「聖ニコラス教会」で、「聖ミクラーシュ教会」はチェコ語ですね…
プラハには、もう一つ旧市街にも「聖ミクラーシュ教会」があります。
この「聖ミクラーシュ教会」は、元々は13世紀に建てられたゴシック様式の教会でしたが、17世紀に改修されバロック様式の教会に生まれ変わっています。
この2つの違いを簡単に言うと、
・12世紀~15世紀頃の中世の時代に建てられた、垂直に尖った形が特徴なのがゴシック様式
・17世紀初頭~18世紀初頭の、過剰な装飾物はないが彫刻・彫像・レリーフが豪華なのがバロック様式
フランスのノートルダム大聖堂やミラノのドゥオーモはゴシック様式で、サン・ピエトロ大聖堂やヴェルサイユ宮殿はバロック様式
エントランスは質素ですが、中に入るといきなり豪華な祭壇があり、楕円形の天井には美しいフレスコ画が描かれています。
内部の写真は少し恐れ多くて撮影しませんでした(撮影は自由)が、地味な外側からは考えられないほど豪華な金色の装飾や、素晴らしいフレスコ画で埋め尽くされています。
因みに、内部の見学は有料です。
教会内部の中央祭壇の装飾も実に見事で、大きな宗教画の周りは金の装飾や芸術品とも言える彫像で取り囲んでいました。
2階にはたくさんの宗教画が展示され、これまた金の装飾が見事なパイプオルガンが鎮座していました。
壁面にも、見事な彫像があります。
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