SFC修行11/チャンギ空港の荷物預かり所&観光客はあまり知らない空港のキャンティーンで「チャコピ」
帰りの飛行機は、夜の22:15分発になります。
チェックアウトは12時なので、それから10時間ほど時間があります。
荷物はホテルに預けられますが、出かけた後にホテルに帰って来るのも面倒くさいし、友人の1人が車で来たので取り敢えず空港まで荷物を運んでもらいました。
そして、到着ロビーにある「Baggage Storage」に荷物を預けることにしました。
場所は、ターミナル2の到着ロビーのシンガポールに到着して初めて出てくる出口を背中に、右手側のMRT乗り場の方へ歩きます。
SIMカードなどを売っているカウンターも通り過ぎます。
一番端のタクシー乗り場の手前を右側へ行くと、看板があります。
一番奥にカウンターがあります。
こちらは、店頭の料金表ですが、こちらの料金は24時間預けた場合の料金で、6時間・12時間など時間が短くなると料金も安くなります。
但し、ノートPCは預かってくれませんので、荷物から取り出す必要があります。
荷物を預けた後、名前は忘れましたが車で古い街並みの残る通りに行って軽く食事をしました。
シンガポールに住んでいた時に、一番好きになった「ホッケンミー」があったので思わず注文。
久しぶりの味に満足。
海鮮の塩焼きそばで、あっさりとしていて日本人好みの味です。
味が薄かったらチリ(皿の左側のかたまり)をいっぱい混ぜて食べます。
シンガポールと言ったら「チキンライス」が有名ですが、以前住んでいた時に最初はやはり辛いのばかり食べるのが嫌で、初めの頃はあっさりしたチキンライスばかり食べていたんです。
毎日のように食べていたので途中から飽きてしまって、途中から見るのも嫌になって全然食べなくなりました。
それよりも、チャーシューライスの方が好きになりました。
これは、前日に食べたランチの写真ですが、住んでいた時の昼食は毎日こんなパターンの食事をしていました。
出来合いのおかずが並べてあって、その中から好きな食べ物を選ぶというパターンの食事です。
チキンライスは味が淡白だったせいか毎日食べていたら飽きましたが、こういうランチは毎日食べても飽きなかったです。
しかも安い!当時は2ドル50セントぐらい(200円ぐらい)でしたが、今でも3ドル50セント~4ドルぐらい(280円~320円ほど)で食べられます。
朝食用のバナナの葉っぱに包んだ「ナシレマ」も安くてシンプルですが、今でもたまに食べたいと思うぐらい好きでした。
ネットの書き込みを見ると、シンガポールは食事が高いという書き込みをよく見ますが、それは観光客向けのレストランにしか行かないからです。
エリートを除けば、普通のシンガポール人の給料は、そんなに高くないです。というか、安い。
それでも国民は格安で団地を購入できるので、シンガポール人の90%以上の人が家を持っていると言われているし、贅沢しなければ充分生活が出来ます。
ということは、食事などの物価は値上がりしないように政府がコントロールしているので、庶民が通うホーカーセンターの値段は高くても5ドルぐらいです。
シンガポールに住んだら、確かに外国人にとっては住居費がかなり高く感じますが、食費は削ろうと思えばかなり安く抑えられます。
食材を買ってきて家で作るより、近所のホーカーセンターで買ってきて食べるほうが、全然安くつきます。
シンガポール人は共働きが普通なので、女性も家ではほとんど食事を作りません。
作っても週末ぐらいで、平日はほとんどテイクアウトです。
家族揃って3食とも外食、というのも珍しくありません。
ですから、ローカルのレストランが高かったら話にならないわけです。
時間を潰すためにローカルの友達とあちこち歩き回ったのですが、あまり見るものもなくなってきたのでターミナル2へ移動。
そしたら、観光客があまり知らない場所に連れて行ってもらいました。
それは「キャンティーン」と言って、いわゆる「従業員の食堂」ですが、従業員以外の人が利用しても問題は無いということで、ローカルの人もよく利用しているみたいです。
搭乗までに時間が余った人は、ここで「チャコピ」してもいいかもしれません。
値段は安いです。
「チャコピ」はシンガポール人がよく使うセリフです。
日本語で表すとそのまま「お茶&コーヒー」で、「お茶にする?」というような意味です。
中の様子はこんな感じで、かなり広いです。日本料理屋もあります。
ピークの時間は過ぎていたので、中はこのようにガラガラでした。
今回シンガポールで驚いたのは、以前はそんなに多くありませんでしたが、どこにも日本料理のお店があることです。
普段日本人が行かないようなショッピングセンターの中にも、当然のごとく日本料理のお店があります。
もちろん、もどきのお店もたくさんありますが…
ローカルの友人に聞いたら、日本料理は流行っていると言っていました。
このキャンティーンで、久しぶりに昔よく食べていた料理を見つけました。
「ムイファン」という名前で、日本で言う「中華丼」みたいな料理です。
但し、味は淡白であまり味がしません。
あんかけなんですが、とろみもゆるいのでほとんどスープです。
辛い料理に飽きた時などに、食べていました。
これだけだと味が淡白すぎるので、グリーンチリを多めにもらって混ぜて食べていました。
日本人は好きな味だと思います。
こちらの場所ですが、写真を撮っていないので説明だけ書きます。
◆到着ロビーから行く場合
到着ロビーを出て左側、ベルト38側のマクドナルドの前を通り過ぎます。
ターミナルビルの出入り口のドアから出て、横断歩道を渡り駐車場に入ります。
通路の一番奥にエレベーターがあるので、そこから3階に上がります。
3階で降りて、半階だけ階段で登ります。
3階と4階の間の3Mという場所に、Canteen(キャンティーン)があります。
◆出国ロビーから行く場合
エアラインのチェックインカウンターを前にして右側に向かいます。
スターバックスを通り過ぎて、12番のチェックインカウンターの方へ歩き、そのまま駐車場へ向かう自動ドアを通ります。
右手の方にエレベーターがあるので、そこから3階に上がります。
3階で降りて半階だけ階段で登ると、Canteen(キャンティーン)があります。
私の場合、出国ロビーのスターバックス側ではなくて、反対側の奥の方から入りました。
こちらは写真を撮りましたが、少しわかりにくいので、上記二つのエレベーターで行ったほうがよさそうです。
地図で言うとこのあたりです。
Terminal 2 Kopitiam となっていますが、この辺りが駐車場なので、この場所が「staff Canteen(スタッフ キャンティーン)」だと思われます。
ターミナル1の場合は、地図上でも「Staff Canteen Terminal 1」となっています。
日本からチャンギ空港に行く場合、Jalだとターミナル1で、Anaだとターミナル2になります。
どちらにもキャンティーンはありますので、「ちょっとお腹が空いたけど、あまりお金はかけたくない!」という方は、ぜひキャンティーンを探してみて下さい。
尚、ターミナル2のキャンティーンの営業時間は「6:00am~10:00pm」となっていました。
但し、どうしても半階だけですが階段を登る必要があるので、大きな荷物を持っていたら大変です。
荷物を一時預かりの場所に預けていて手ぶらの方、少しだけ空港を冒険してみるのも楽しいですよ。
読んでいてとても懐かしかったです。およそ40年前、トレジャリービル(SIN大蔵省ビル)建設の業務で住んでいました。ちょうど初めてのMRT工事が始まる頃でしたね。ニュートンサーカスが劇変わりしていたのはびっくりです。ナイトクラブで遊んで小腹が空いたら夜間営業のキャンティーンへホステスさんたちと食べに行って、氷入りタイガー飲んでタクシーでアパートに帰る暮らしがちょっと懐かしいです。